私のHobby録

ゲーム・カメラ・アクアリウム。。。好きなことをやり、記録を残す。

スネール・バスターを使ってみる →巻き貝に効果なし?

我が家の水槽にもやつがやってきました・・・

そう、スネールです。

どこかのショップで購入した水草から混入したのか、水槽のなかでどんどん増えてきています。

最初はカワコザラガイだけだったのですが、最近になって巻き貝も見かけるようになりました。

様々なブログなどを拝見すると、「撲滅は難しい」とか「ソイルを使用し水を弱酸性に傾けることで繁殖を抑制できる」とか記載を見かけましたが、我が家のレイアウトは石組み。彼らが繁殖に必要なミネラル分はたくさん水に含まれています。 薬品(e.g. pHマイナス)を使って水質を下げることも考えましたが、日々のメンテナンスでの手間を考えると。。。

そこで見つけたのが、このスネール・バスターです。

スネールバスターを買ってみました。結果はブログに書いてみる予定。I got snails killer extracted from sea weeds. Let’s see if it works :P #natureaquarium #aquascaping #ネイチャーアクアリウム

先日アクアフォレストに行った際に買ってきました。(URLは某ネットショップの商品ページです) 1,800円ぐらいでした。 使い方を調べたところ、

初めて使用する方 使用濃度 (付属のスプーンはすりきり1杯でスネ~ル・バスター1gです。) 60L水槽の場合、スネ~ル・バスター2gを計り取り、水槽に直接投与してください。 容量の異なる水槽では同じ比率で計算してください。使用濃度を多少間違えても魚類等に悪影響はありません。 添加方法 スネ~ル・バスターは水溶性の粉末です。水槽に投入するだけで瞬時に溶解します。沈殿物などは一切発生しません。 添加頻度と効果 水槽内の状態を見ながら1~2日ピッチで同じ量を3回投与します。途中白濁が起きたら水替え等を行います。 水槽内で起こる変化が理解できたら次のステップへ進みます。

使用経験のある方 使用濃度 60L水槽の場合、スネ~ル・バスター6gを計り取り、水槽に直接投与してください。 使用濃度基準は10L当たり1gです。

とありました。初めての使用だったので2g/60Lを使用することにしました。

1日目

60センチワイド水槽は約100Lなので、付属のカップですりきり3杯(2g)を投入

水槽に投入したらすぐ溶けました。 投入後しばらく観察したところ、ミクロソリウムに張り付いていたカワコザラガイが剥がれてプカプカ浮いているのを発見。

メーカーの案内によると、スネールバスターは貝類を麻痺させる作用があり、摂食障害を起こすことで貝類を餓死&水槽内の魚やエビに食べてもらうことで撲滅を図る、とのこと。

効果のメカニズム スネ~ル・バスターは常用の濃度では貝類を駆除できません。体がしびれて動けなくなるだけです。 この効果はスネ~ル・バスターの濃度が効果範囲にある間持続します。 水槽内にはフィルターや底材がありますので、これらに吸着され、あるいは微生物作用によって分解され、数日後に効果が消滅します。 貝類が再び活動を始める頃、スネ~ル・バスターの2回目を投与します。貝類はこれによって数日以上摂餌ができなくなります。 さらに活動を開始する頃に3回目を投与します。 これによって貝類は長期間正常な活動を阻害され、やがて弱っていきます。 長期間活動できない間に産卵阻害や魚類・エビ類等による食害を受け、水槽内の貝類は徐々に死滅し、やがて全滅します。

ただ、ガラス面に付いたスネールに変化がなく、いつもどおり動き回っている様子。 翌日は量を増やしてみることにしました。

2日目

今日は6g/60Lを投入してみることに。8杯を水槽にドバドバ。 しばらく様子を見ていたところ、カワコザラガイはひっくり返りましたが、巻き貝系のスネールに変化なし。 若干水が白濁りしてきた気がします。

3日目

今日も8杯を投入。すでにカワコザラガイの姿はなく、殻が底床に落ちていたり、食べ残しと思われる肉片がスポンジフィルターに吸い込まれていました。(写真はなし。スミマセン) ただ、巻き貝は死ぬことなく元気に(?)ガラス面や水草に張り付いています。

また、白濁りと合わせてガラス面のコケが少し増えた気がします。 規定の3日間使用したので、これで使用を一時中断しました。

考察とまとめ

今回スネールバスターを3日間使用してみて、カワコザラガイの姿を見ることはなくなりました。根絶することができたと思われます。しかし、巻き貝系のスネールについては効果がなく、スネールバスターへの暴露下でも生存していました。ひとつ思い当たることがあるとすれば、フィルターに活性炭をいれていたことです。説明書には、スネールバスターが吸着剤に吸着する旨が書かれています。もしかすると吸着剤によりスネールバスターの効果が落ちていたのかもしれません。 また、水が白濁りすることについても注意が必要です。説明書によるとスネールバスターは微生物により分解され窒素分となる。その過程で窒化最近が大量発生し水槽内の酸素が激減するとのこと。水槽内の酸欠を防ぐためにも、スネールバスター中のエアレーションは必須だと思います。

今回、私の水槽では巻き貝に対しスネールバスターの効果を得られませんでした。それでもカワコザラガイを撲滅できたのは私にとって大変ありがたいです。巻き貝については、しばらくは人的(テデトール)対処し、今後スネールバスターを使用する際には活性炭をフィルターから取り除いてから投入してみようと思います。