一面朱色の海・・・巾着田に行ってきました
だんだんと秋の足音が聞こえてきましたね。
様々な写真系ブログで彼岸花の写真が上がる中、私も彼岸花の写真を取りに彼岸花の絨毯で有名な巾着田に行ってきました。いやぁ凄かった・・・。
巾着田とは
巾着田は埼玉県日高市にある、かつては田園地帯だった川沿いの地名。近くの日和田山から見下ろすと巾着の形をしているので、巾着田と呼ばれるそう。
Google Mapで見ると、確かに巾着に見えてくる・・・もうすぐおでんの季節ですね。
市を挙げてPRに取り組んでいるようで、ホームページも気合が入っています。
最寄りの駅(高麗駅/こま、と読みます)から徒歩15分程度、とあったので、今回は池袋から出ている特急列車に乗って行くことにしました。
普段、特急は高麗駅に停まらないのですが、曼珠沙華の咲くこの時期だけ停まるようです。それだけ多くの方が見に来る、ということですね。
8:30池袋駅発の特急に乗り、高麗駅についてのは9:20頃。森林が多く奥多摩のような雰囲気です。
ここから矢印の書いてある「巾着田」という看板に沿って歩いて行きます。巾着田の横を流れる高麗川をまたぐ橋には、曼珠沙華の細工があり、気持ちが高まってきます。
そこから奥に進むと、入場口があります。300円を払って入場。すると・・
いきなり紅い絨毯が広がっています。すごい・・・
前日に降った雨の雫が残っており、妖艶な姿を見せてくれました。これは魅せられる・・・。
少し散り始めていた部分もありますが、8割がたの花はちょうど見頃。
今朝咲いたようなものもちらほら。
歩道の土は川沿いのせいか、柔らかい粘土質。前日の雨もあって滑りやすいです。
カメラを構えつつ、周りの方や足元に注意して歩いていきます。
土が湿って黒くなっているので、露出をアンダー目にしてパシャリ。赤が引き締まって良いですね。程よく暗いほうがエロさが際立ちます。
白い曼珠沙華を発見。多くのカメラマンが群がっていました。これもキレイ・・・。
奥まで進むと、曼珠沙華の絨毯と川をまたぐように橋が架かっていました。「あいあい橋」というそうです。橋の上から下を見てみると・・・。
真っ赤です。もうスゴイしか言えない・・・。
ちょうど巾着田ではコスモスも見頃を迎えていました。
あいにくの曇り空ですが、そんなことは関係なし。どれもキレイ。
まるで絵筆で書いたような、変わった柄のコスモスもありました。
太陽が少し出てきたので、花弁を透かしてみようと屈んで撮ってみましたが、太陽はすぐに隠れてしまいました。でもこれはこれで有りかも。
白も咲いていました。可愛らしいですね。
曼珠沙華とコスモスを心ゆくまで堪能し、気付いたらお昼過ぎ。3時間近くあるき回った事になります。
巾着田の中心部にはイベントスペースがあり、色んな出店が並んでいました。ちょっとした休憩にはちょうどよいですが、お腹いっぱい食べたい方には向いていないかもしれません。
この後私は池袋に用があったので、また歩いて高麗駅に向かい、特急ではなく快速・準急を乗り継いで帰りました。
まとめ
初めて巾着田を訪れましたが、あの曼珠沙華の数には圧倒されました。
また来年も行きたいと思います。
また今回、9時過ぎには現地入りしましたが、なるべく早めに行くことをおすすめします。お昼過ぎに帰るときには、入場に列ができていましたから・・・・。
朝に来れば人が少なくてゆっくり撮影ができるかと思います。
曼珠沙華まつりは来週10月1日まで。まだ間に合いますので是非。